voice

積極的なコミュニケーションが鍵!

  • スペイン バジャドリッド
  • 2022年9月〜(9ヶ月)

学校名:バジャドリッド大学

Y. K さん(20代/女性)

留学するまで

とにかくビザ取得のための行動は早めにやっておくといいと思います。警察署に2回、東京にあるスペイン大使館に2回行かなければならないのですが、それが1番大変でした。もし同時期に留学する知り合いがいるなら、一緒に書類の不足がないか確認し合ったりするといいと思います。

語学力については文法や単語ももちろん大事ですが、それよりもリスニング力を向上させておくべきだと思います。現地のスペイン語は思っているよりもとても速いです。

宿泊先について

私は最初の3ヶ月間をホームステイ、残りの6ヶ月間を大学寮に決めています。大学寮についてはまだ分かりませんが、ホームステイではホストマザーに美味しいスペインの家庭料理を作ってもらっています。また、会話をたくさんしてくれるので、日常的な会話表現が少しずつではあるものの身についてきたように思います。最初から一人暮らしをするのももちろんありだと思いますが、会話量を増やしたいのであれば数ヶ月間ホームステイするのがおすすめです。

海外での生活について

スペインの夏は日が長く21時過ぎまで明るいです。9月に入っても夜遅くまで活動するし、ご飯の時間も日本とは違います。私はそれに慣れるのが難しいなと感じました。実際まだ適応したとは言い難いです。

バジャドリードに到着した週は、この街のfiesta(祭り)が開催されており、様々な屋台が設置され、花火やイベントが街のあちこちで開催されました。普段も日曜日は閉まっている店が多いですが、祭り期間は平日でも午後から閉まる店ばかりで最初は困惑しました。約10日間、老若男女問わず夜遅くまで盛り上がっている様子は目新しく、私も友達と一緒に何度もイベントに行き、とても良い経験ができました。

その他

【持ち物について】
・服→円安だったのでできるだけ持っていきました。現地でもファストファッションなら手軽に手に入ります。ただしボトムスに関しては外国サイズが大きすぎる人は日本から持っていくべきです。ブランド物やお気に入りの服は持っていくのを避けるのが無難だと思います。また寒暖差が激しい地域に行くのであれば、羽織ものをしっかり準備してください。

・化粧品→バジャドリードは軟水なので、水に関しては日本と大差ないですが、湿度がすごく低いので乾燥します。乾燥する地域に行く方は保湿系のもの(リップやクリームなど)をたくさん持っていくといいと思います。

・マスク→日本では外出時は常に着用していましたが、スペインでは公共交通機関のみ着用すればいいので大量に持ってくる必要はないと思います。

・文房具→やはり日本のものは性能がいいので、特にペン類は多めに持っていくことをおすすめします。

【NIE/TIEについて】
私は9ヶ月間の滞在なので、現地でNIE/TIEを発行する必要があります。この手続きを到着1ヶ月以内にしなければならないのですが、インターネットで書類を作成し予約を取る、銀行に行く、警察署に行く、と手間がかかります。

現地に到着して環境も変わり大変ですが、大学側の助けや先に現地で勉強している友達の助けで無事に終わりそうです。これが今のところ現地に来て1番に大変なことなので、もし同じような方がいたら周りの助けをかりて頑張ってください。

スペイン語が分からないからとウジウジしていても誰も助けてくれません。しかし自分から話しかければみんな助けてくれます。積極的にコミュニケーションをとるようにした方がいいです。

これから留学される方へ

バジャドリードは街の規模の観点からも、気候の観点からも、とても過ごしやすい場所だと思います。また、学生が多い街で癖のない綺麗なスペイン語が使用されています。一方で日本人留学生は少なく、スペイン語を学ぶのに適しています。

私はまだ留学して半月ほどですが、全てが思い描いていたものというわけではないものの、毎日素晴らしい経験を積み重ねています。そして、これからの日々にどんなことが待ち受けているのかとても楽しみです。

スペイン語で過ごす毎日は想像もつかず、不安になることも多々あると思いますが、飛び込んでみればとても楽しくかけがえの無い経験になると思います。自分のやりたいように、後悔のない選択をしてください!