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スペイン料理の勉強へ

  • スペイン マラガ
  • 2010年10月10日~ (5週間)

学校名:マラカ・インスティトゥート

K.T さん(20代 / 女性)

留学するまで

あらゆる留学エージェントの資料を集め、見積を比較し、最終的に納得できる会社がこちらでした。
3ヶ月以内の滞在なのでビザは必要なし。航空券と保険以外の手続きは全てADELANTEにお任せ。一番助かったのは、なかなか聞けないスペイン現地のリアルな情報もスペイン人の先生に教えて頂くことで出発前に不安が取り除けた事です。(例えば、WiFi 事情、AVE、Vueling 予約方法、空港までの移動手段、ホームステイする上で気を付けるべき点等々)
語学準備は、出発2ヶ月程前から、耳慣らしの為に書店で購入したテキスト付属のCDを聴いたり、よく使う日常フレーズだけ集め室内の至る所に貼っておいたりしました。出発1ヶ月前からは、ADELANTEさんで週に2回の個人レッスンを開始。料理に関する単語やレシピを読む練習、簡単なあいさつを中心に学びました。

語学学校について

規模が小さく、地中海沿岸で(魚介料理習得の為)、料理のコースのある学校で絞られたのがマラガにある Malaca Insutituto という学校でした。40年の歴史があり、留学雑誌から何度も表彰を受けているという定評のある所も魅力のひとつでした。

授業は毎回とても丁寧で、年齢層も幅広く居心地が良かったです。平日は本気で勉強しないとついていけませんでした。他の語学学校と比較していないので分かりませんが、宿題の量はかなり多いと思います。毎週金曜日にテストがあり、その結果によってレベル分けとなります。
日本人は基本的に真面目なのか?図書館で夜遅くまで毎日勉強しているのは日本人とドイツ人ばかりでした。
校長先生と副校長先生が女性で、『生徒を一人きりにしない』という方針の下、先生の温かなお心遣いが要所要所に感じられ、留学初の私には大変ありがたいものでした。日本人学生は4人。この時知り合った友人とは帰国後もよく会って情報交換しています。

宿泊先について

スペインの家庭料理を学びたかったので、滞在方法はもちろんホームステイを選択。私以外にスウェーデン人とオランダ人の学生も2人滞在。帰国してからも、facebook等で共通語の〝片言スペイン語〟で連絡を取り合って、今も良い刺激になっています。 シャワーの使用時間が10分以上になるとよくお母さんから注意を受けました。簡単な洗濯物も自分で手洗いしていると、水を無駄にしないようにとよく言われました。ホームステイされるのであれば、水が貴重なスペインではこの点は気をつけ下さい。

海外での生活について

美しい海、おいしいお料理とお酒、親切な人々。規模の小さな街なので、のんびりリゾート気分で勉強を楽しみたい方に最適だと思います。グラナダ、コルドバ、セビーリャ、ロンダなど、土日には学校のアクティビティーを利用して気軽にアンダルシア地方に遠足に出かけられたことも良い思い出です。

これから留学される方へ

最初の1ヶ月半は比較的治安の良いマラガでスペインでの生活になれた後、あとの1ヶ月半はバルセロナとマドリッドで料理の勉強中心の生活でした。国内線がとっても安く、バスもたくさん出ているので滞在中は是非スペイン各都市にお出かけされると楽しいと思います。

私の場合、結婚してからの女一人留学でした。3ヶ月間、日本に主人一人を置いて勝手気ままに勉強・・・。どう考えても非常識な妻だと思います(笑)。しかし、後にも先にもこんなに濃い3ヶ月間はないと思います。また、日本の場合、仕事をしていると長期休暇が短いので大人の短期留学がなかなか実現しにくいですが、マラガの語学学校では、仕事のバカンスを利用して言語学習兼、旅行の感覚でいらしている主婦の方や60歳以上の高齢者が多い事にとても驚かされました。これも文化の違いなのか・・・、60歳を過ぎても気軽に留学できるおばあちゃんになるのが今の夢でもあります。 次は短期間でバスク地方に料理留学に行きたいと思っています。