
努力したからこそ、200%楽しめた!
スペイン留学を決めたきっかけ
¡Hola!
私がスペイン語を始めようと思ったきっかけは、みなさんと少し違っているかもしれません。
ニューヨークに短期間ですが暮らしていたことがあり、その時にスペイン語に出会いました。
ニューヨークにはたくさんのヒスパニックが暮らしています。ある日、わたしは顔馴染みになった店員の方のお名前「José」を、間違って発音してしまったのです。スペイン語を知らない方であれば、おそらく「ジョーズ」と発音してしまうのではないでしょうか。私も然りで、堂々と彼をそう呼んでしまって大恥をかいたのです。彼は苦笑いしながら、君はそんなことも知らないの?と言って、正しい発音を教えてくれたのです。それがわたしの1番最初のスペイン語との出逢いでした。
帰国後しばらくしてスペイン語を習い始め、留学を決めたのはちょうど1年くらい経った頃でした。とにかく、ネイティブの環境に身を置きたかったのです。テキストには決して載っていない、ネイティブの言葉に触れてみたいというのもありました。
留学先探し、出発前の準備など
最初は、中南米を希望していたのですが、コロナ以降中南米の学校は選択肢が狭められ難しくなっていました。そんな折、「スペイン語を学ぶなら、まずはスペインに行ってください!」とAdelanteの池本さんが仰ってくださって、私はすぐに決断しました。分からないことや不安なことは何でも教えてくださったので、とても心強かったです。
私が通ったDon Quijoteという学校はスペイン各地にあり、自分が行きたい地で学べます。それまでスペインを訪れたことがなかったので、よく分からなかったのと、限られた時間の中で移動に時間を取られたくないということもあり、直行便が出ている首都マドリードで学ぼうと決めました。仕事で急遽、お休みが取れ、最終的に申し込んだのも締切2週間前というギリギリのタイミングでしたが、何とか出発の日を迎えることができました。
宿泊先について
スペイン滞在は12日間で、そのうち学校に通ったのは最初の1週間でした。在学中は、学校の寮で専用のトイレ・バス付きのプライベートルームに滞在しました。学校から徒歩7-8分のところにあり、通っている間は毎日お掃除のおばさんが綺麗に掃除をしてくれて、とても快適でした。ベッドと机、クローゼット(ハンガー付)、扇風機などが完備されています。毎朝、新しい空気の中で学校まで歩いて行くのも気持ちがよく、とても楽しかったです。
語学学校について(授業、アクティビティなど)
さあ、いよいよ初日の登校です。
ドキドキしながら学校に向かうと、最初にクラス分けのテストがありました。筆記試験と1対1の面接です。筆記試験は難しい問題もありましたが、何とかなりました。面接は、異国の地でとても緊張していたのもあり、汗をかきながらしどろもどろだったのを今でもよく覚えています。
問われる内容は一般的なことです。
出身は?スペイン語を始めてどのくらい?どのように勉強してる?仕事は?趣味は?休日は何をして過ごすのが好き?などなど、簡単な日常会話になります。
そして、私はA2のクラスになりました。
同じクラスには私の他に、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、ロシアからと国籍も年代も彩り豊かな面々が集いました。
和やかな雰囲気で自己紹介も終わり、授業が始まって間もなく、私は愕然としました。なぜなら、私以外の5名は十分流暢で、信じられないスピードと語彙力で質問をしたり話したりしていたからです。もちろん、先生も容赦なく早かったと思います。
「クラス分けしたのに、なぜ.. 」と、わたしは終始動揺していました。ヨーロッパの方々はまさにレベルが違い、驚くこととなりました。
クラス変更を申し出ようか悩みましたが、
自分は何を得に来たのか、何を学びに来たのか、、そのことを考え直し、このクラスに何とかついていこうと決めました。
最初の3日間は、泣きながら勉強していました。マドリードの観光も一切せずに、本当に夜遅くまでカフェに籠って。予習をしておかなければ翌日の授業についていけなかったので、予習7割、復習3割言った具合に。
グループレッスンは、9:00-13:00 まであります。
私はその後にプライベートレッスンを2コマ取っていたので、15:30まで授業が続きました。
授業では、クラス別にテキストが配布され、それに沿って進みながら遊びやゲームを通してスペイン語に慣れ親しめるよう工夫されています。自分の考えを発言したり、グループワークでのアイデアをまとめて発表したりする機会も度々ありました。私のクラスは、どの先生も本当に魅力的で分かりやすかったです。とても信頼できる学校です。
留学先での生活について
学校での1週間はあっという間に過ぎて行きましたが、死にもの狂いで勉強したこと、泣きながら何とかついて行こうと努力したからこそ、200%楽しめたのではないかと振り返っています。
楽しみ方は人それぞれだと思いますが、期間の長短ではなく、自分がどのように関わり、どう過ごすのかが大切だとわたしは思います。それは、日本にいても世界のどこにいても同じです。
これから留学・ワーホリされる方へ
これから留学をお考えのみなさん、どうぞ限られた期間を自分のものにして、有意義な時間をお過ごしください。期待以上のものが得られることは間違いありません。
そして、留学をご検討中の方やもしも悩まれてる方がいらしゃいましたら、どうぞ一歩踏み出す勇気を持ってください。国籍や年齢、性別も何も関係ありません。世界はきっとあなたを待っています。
みなさん、どうぞ輝いてください。
最後に、Adelanteの池本さん始めスタッフの皆さま、日頃から授業でお世話になっているAlejandro先生、わたしの留学を支えてくださったすべての皆さまとスペインで出逢えたお友達に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。










