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バル巡りでスペイン語実践

  • スペイン バレンシア
  • 2018年10月〜(3週間)

学校名:エスパニョレ・インターナショナルハウス・バレンシア

K.S さん(40代/男性)

留学するまで

以前に仕事で少しだけポルトガル語とスペイン語を使う機会があり、それ以来独学で勉強を続けていたため、いつかは留学をしたいと漠然と思っていました。

実際、何から手をつけたら良いのかわからない中、ネットでスペイン留学.jpさんの事を知り、2週間位の短期間で留学をされている方の体験談を読み、これなら仕事の忙しい自分にも出来ると決心がつきました。学校探しや留学の準備などは、スペイン留学.jpさん主催のセミナー参加とその後のメールでのやり取りの中で少しずつ進めていきました。実際には、学校関係の手配は全てお任せし、自分では航空券や前泊のホテルの予約、現地移動の列車の切符予約などを行いました。

語学学校について

学校はバレンシア市内の中心部にあり、バレンシア中央市場などの観光名所もすぐ近くでとても便利でした。授業は1週目と2、3週目でクラスメイトが大幅に変わりましたが、いずれも10名程度でヨーロッパの若い方が多く50歳近い自分はレアな存在でしたが、皆さん気さくに話しかけてくれました。担当された先生は皆フレンドリーで楽しく、教え方も上手いなと感じました。何回か小テストもありましたが、程良い?緊張感があり自分にはちょうど良いレベルだったと思います。

アクティビティは、ほぼ毎日あったので、興味があるものを中心に参加しました。一番印象的だったのはフラメンコ教室で当初は見学だけのつもりでしたが、実際やってみるととても難しいのですが面白く、夢中になる方が多いのも頷けました。

宿泊先について

宿泊先は学校から徒歩で20分位の住宅街にあり、朝はバスを利用し帰りはカフェ巡りなどをしながら徒歩で通っていました。宿泊はホームステイで食事は朝と昼、朝はクラッカーとフルーツ、ヨーグルト、カフェオレと軽め、昼はパエリアや鶏肉料理などのメインの他サラダ、フルーツとボリューム感のあるものを作って頂き、味付けは全て自分には合いました。

朝はステイメイト、ホストファミリーのお子さんと一緒、昼食は自分一人で食べる事が多かったです。ステイ先の家族は、自分とほぼ同い年のご夫婦と小さなお子さんが2人いる賑やかなご家庭で安心感があり、とても過ごしやすかったです。

海外での生活について

バレンシアでの生活は、平日はお昼過ぎまで学校、その後は自由なのでとにかく街を良く歩きました。どこに行っても街並みの景色が素晴らしいので、通学も含めほぼ毎日7〜10キロ、多い時は20キロ以上も歩いていました。バルやカフェが至る所にあるので、歩き疲れたらカフェに入り店員さんと会話の練習、また歩いてカフェに入って、夜は毎晩cervecería でビールを一杯!という感じでした。見応えある街並みと合わせ本当に過ごしやすい良い街だなと思いました。

旅行について

学校が休みの日には、美術館や芸術科学都市に行ったり、電車でアリカンテにも行ったりしました。バスや鉄道のアクセスも良く、街中にはレンタルサイクルもあり街の中を移動するのに不自由は感じませんでした。

これから留学される方へ

留学の目的は人それぞれだと思いますが、言語の習得という観点からすると2〜3週間の留学は確かに短く、劇的な効果は期待できないのかもしれません。

ただし、日本で事前に出来る予習(文法や単語、音読など)をコツコツと続けている人であれば、一定の効果は確実にあると思います。何といっても24時間、目にするもの、耳にするもの全てがスペイン語という環境は自分の頭の中に新しい回路(考え方)を作ってくれます。たとえ短期間であっても、観光旅行を何回しても得られないものが留学ではたくさん得られると思います。

迷ったら、とにかく前へ、Adelante!