voice

スペイン語+α バレンシアで絵画教室も体験

  • スペイン バレンシア
  • 2017年2月〜(8週間)

学校名:エスパニョレ・インターナショナルハウス・バレンシア

Y.M さん(60代/女性)

留学するまで

学生時代にスペイン語を勉強しましたが、その後、約40年間スペインを訪れる機会が一度もありませんでした。昨年、友人と4人でバスク地方をまわり、一人でアンダルシア地方を旅行し、スペインに短期留学したいという思いが強まりました。 カウンセリングを受け、2月3月と時期は決めていたので、気候も良いからと、その時、勧めていただいたバレンシアに直感的に決めました。

語学学校について

思った以上に授業内容が優れていました。カリキュラム、教科書ともに充実したものでした。初日に会話と文法テストでクラスのレベルが決まります。先生の話すスペイン語は現地人のスペイン語なので、聞き取りの力はもちろん伸びますし、常に7〜8名の少人数クラスで、必ず授業の初めに先生から「昨日何か面白いことはあった?」と話すことを求められたので、話す力も養われたし、動詞の活用形も実際に話すことで身につきました。1日5時間の授業は長いとは感じませんでした。会話に特化したコースがあるとのことでそれを選択しましたが、話すことに徹底されていてよかったです。3週に1度レベルチェックテストがあり、合格すれば上のレベルの授業を受けることができました。先生方はとても親しみやすく、専門性が高くてどんな質問にも答えてくれました。放課後のアクティビティも楽しく工夫されていて、参加すると友達も増えてよかったです。ピサロ通りの学校は清潔でお洒落で、素敵な建物でした。

宿泊先について

私はホームステイを選びました。学校から歩いて20分の距離にある、とてもいいご家族でした。到着した日の夕方に学校までの行き方を教えていただき、その日のうちにお買い物まで連れて行ってもらいました。とても便利な地域でスーパー、郵便局、パン屋さんなど何でも近くにありました。アパートにはアメリカ人の女学生が2名、1年間留学に来ていて、さらに1週間ごとにイタリアから短期留学生が来るという国際的なご家庭でした。2ヶ月でしたが、とても仲良くなり、今では生涯の友達となりました。夕食は22時と、とても遅いのですが、パエリアやトルティージャやナランハなどバレンシアらしい家庭料理の食事を楽しむことができました。語学上達の上でもホームステイがお勧めです。

海外での生活について

バレンシアは緑の多い、とても落ち着いた素敵な街でした。マドリードやバルセロナとは違ってそれほど人が多くなく、とても安全な街で、親切な人が多かったです。スペイン第3番目に大きな都市ですから歴史的な建造物も多く、美術館など、文化的にも楽しめるものがたくさんあります。また空港が近くにあってヨーロッパ各地から容易に来ることができます。3月は火祭り(fallas)があり、バレンシア中がお祭りムード満載となります。終わるとまたとても静かな街に戻るところがとても素敵でした。

これから留学される方へ

何も心配することはありません。学校はとても信頼出来る語学学校ですから、積極的にスペイン語を使うことだけに徹してください。ヨーロッパの人たちはとても前向きですからぜひ彼らと同じようにポジティブに活動してください。

また私のように若者でなくてもとても居心地が良かったです。ヨーロッパ人はサバティコ制度を使って、仕事や大学を1年間休んで、勉強に来ている人も多く、30歳以上の人も多くいましたし、2週間や1週間だけ語学学校に来ている人もいました。

何か心配なことがあれば学校には相談できる先生がいらっしゃいますし、ホームステイ先の家族にも相談できますので、遠慮しないで何でも相談してください。心を開いていれば、すべてがうまくいきますから安心して留学を楽しんでください。 1日5時間授業があっても、午前中、午後のどちらかですから時間はたくさんあります。ジムに通う人もいれば、私は出発前、事前に調べておいた絵の学校に通いました。現地で長期留学ならばスペイン語以外に何をするか、考えても良いかもしれません。言い尽くせませんが、素晴らしい体験と語学学習をすることができました。