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転職期間にプチ留学を実現!

  • スペイン バレンシア
  • 2017年9月〜(4週間)

学校名:エスパニョレ・インターナショナルハウス・バレンシア

M.Kさん(30代/女性)

留学するまで

大学時代にスペイン語を専攻していましたが、語学とは一切関係のない企業(金融機関)に就職し約10年間働いていました。その間もずっとスペイン語等の勉強は続けていましたが、やはりしっかり勉強したい、スペイン語圏の国に暮らして文化にもどっぷり浸かってみたいと思い転職の機会に1か月だけ語学留学することに決めました。

仕事をしていたので、留学手配は民間会社にお願いしようと最初から思っていました。 インターネットで留学を斡旋している会社を調べて、スペイン語圏への留学に特化している有限会社アデランテ様にお願いしました。

学校については、実際通ってみないと分からないと思っていたので、どこに留学するか?について何度も考えを重ねました。最初はマドリード、北スペイン、サラマンカ…見積書も何度か作成していただき、最終的には海が好きなので地中海海岸沿いのバレンシアへ留学することに決めました。

留学の準備はこれと言って特に何もしておらず、日本食が恋しくなるかと思い現地で食べるためのお味噌汁等を準備しました。自分で使うために蒸気で暖かくなるアイマスクも持参しましたが、こういった日本独特の商品はお世話になった方へのプレゼントとしても活躍しました。

語学学校について

9:30~13:30は文法の授業、会話の授業もとっていたので授業が全て終わるのは14:30でした。

文法の授業は決められたテキストに従って、先生と生徒たちの会話を通して進んでいきました。日本の一般的な授業のように受け身でいると何も得られないです。積極的に授業に参加していかないと、自分も楽しくないし置いていかれてしまいます。 会話の授業は自由な雰囲気で基本的にテーマを絞って皆で意見を述べ、ペアになって質問・応答を繰り返すといった内容でした。

私が在校した1か月間、前半は社会人の生徒さんも沢山いましたが、後半は10代の学生さんが多かったです。ヨーロッパからの学生が圧倒的に多く、日本人は数人でした。 長期間いると試験があって、その結果に応じてクラスレベルが変わることもあります。時期にもよるようですがクラスの人数は5~10人でした。日本の母校の大学の後輩たちや地元・愛知県出身の方もいらっしゃって色々助けてもらいました。

放課後はよくアクティビティに参加していました。平日はトルティーリャ作り教室、サルサ・ズンバ教室、市内観光、ちょうどお祭りの季節だったので、バレンシア自治州のお祭り見学などなど。土曜日にも郊外のAlbuferaへ遠足に行ったり、水族館へ行ったりしました。IHバレンシアは放課後アクティビティも多く無料で参加できるものもたくさんあります。違うクラスの学生さんとも交流できてとても楽しかったです。 アクティビティに参加しないときは、街を散策していました。バレンシアは美術館、博物館もたくさんあるし海はあるしで見どころ盛りだくさんなので退屈することはありません!

宿泊先について

最初は学生寮を希望していましたが、空きがなかったのでホームステイをすることになりました。ステイ先はご両親+お子さん4人+犬1匹の大家族!学生さんも最大3名受け入れているので一番多いときは9名で夕食をとるという大所帯でした。

お父様はベルギー生まれベルギー育ちのスペイン人、なのでほとんどベルギー人。子供たちとの会話がフランス語の時もあり、少しフランス語も覚えました。お母さまはキューバ人で、子供たちは皆養子とのお話。それぞれの出身国も違うという大変国際色豊かなご家庭でした。毎日賑やかで、ホームステイは考えていませんでしたが、時々子供たちと遊んだりして楽しく滞在することができました。

お部屋はお父様の趣味で、素敵なお部屋を準備していただきました。部屋に設置されていたラジオを聞いたりTVを自由に見たり、快適にすごせました。学生用の小さなキッチンとリビングもあり、置かれていた電子レンジを活用していました。困ったことは、洗濯は週1回のみでしたので着るものがなくなって自分でコインランドリーへ行ったこともありました。バレンシアは暑かったので手持ちの服では追い付かず、洗濯は1番の問題でした。

海外での生活について

スペインは日本に比べて生活時間帯が2時間くらい遅いと思います。朝食は日本とそれほど変わらないようですが、昼食は14時頃~、夕食は21時頃です。昼ご飯の時間が遅いので学校へもお腹がすいたときの為に、フルーツやおやつを持って行っていました。 ホームステイは朝食と夕食付でしたので、昼食は学校近くで軽く食べたり、近くの中国人街で中華料理に行ったり時々パエリアを食べたりしていました。

節約のためスーパー等で買ったものを家で食べることもありましたが、後半はスペイン人らしく(?)公園でボカディージョを食べることもありました。夕食は家族と一緒に食べることが多く楽しい時間を過ごしました。週末はバロセロナやイビサ島へ小旅行にも行くことができました。

これから留学される方へ

この留学を通してスペイン語の習得はもちろんですが、このまま日本での生活を続けていたらなかった色々な出会いや経験を得ることができました。今以上に視野が広がったし、今回の留学はこれから心の拠り所になりそうです。学生の方はもちろん、社会人の方もぜひ留学にチャレンジしてほしいです。素晴らしい体験になると思います! 留学後に南スペインを旅もしましたが、内陸都市に比べてバレンシアはのどかで明るいです。ほかの都市より安全で、気候もよいし、人々ものんびりしていますので留学にはおすすめです。