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ホストファミリーと一緒にクリスマスをお祝い!

  • スペイン セビージャ
  • 2017年12月〜(1週間)

学校名:エンフォレックス・セビーリャ

T.S さん(40代/女性)

留学するまで

私にとってスペイン語は第2外国語で大学時代に学習していた言語で、学生時代に1カ月ほどグラナダへの語学留学の経験がありました。その時のスペインでの体験、様々な国からきた留学生との友情、同居生活、人懐っこいアンダルシアの人々や気候風土が非常に懐かしく、ずっと「いつかまたスペイン語を学びに戻ってきたい」という思いがひそかにありました。年月が過ぎるのは早いものでそれから約20年。昨年、ふと夏頃に思い立ち、「スペイン語を再度学びたい、スペイン人の生活に触れたい」と思う思いから、急遽年末年始休を使って10日間のスペイン語学留学とホームステイを決めました。選んだ行先は懐かしのアンダルシア。フラメンコも15年以上、学生時代から続けていたこともあり、今回はその本場でもあるセビーリャに決めました。

年末年始という時期もあって学校は必然的に絞られましたが、スペイン留学.jpの方のご調整もあり、留学の決意固めてから、留学先の学校が決まるまでスムーズに進みました。留学の準備はとくにしておりませんでしたが、高校時代に米国へのホームステイ経験があったので、久しぶりのホームステイということもあり、滞在先の方へのお土産などの準備をワクワクしながら調達しました。

語学学校について

1週間という短い学校生活でしたが、スペイン語を以前学習していたこともあってIntermedio(中級)のクラスに入ることになり、結構勉強は難しかったです。先生が午前中のコマで2人いたのも、教え方も異なり、私としては変化があってよかったと思いました。クラスには年代も国籍も異なる生徒がいました。オーストリアからきた年配の男性、フランス人の10代の女の子、アメリカ人の20代の男性、ブラジル人の女子大学生や日本人で通年通っている女性もいました。異なる国からきていることも考慮し、テキストや会話では様々な問いかけを先生がしてくださいました。それもまたスペインだけの文化を知る、語学を学ぶ、というところに限定されず学校に通ってよかった点です。また、私はもう1クラス、会話のクラスもとりました。こちらは毎回テーマを選択しディスカッションを中心に行うクラスです。ある日はスペインの文化や祭り、スペインのジェスチャー、ある時はアートとは?といったテーマで様々なことを知るきっかけにもなりました。

学校では様々な文化を知る機会や生徒との交流する機も提供してくれています。午後の時間には、セビーリャの街を案内してくれるシティツアーもあり、私も参加しました。街を巡り、観光したほうが良い場所や、美味しいタバスのバル、セビーリャの歴史を交えて学校の方がアテンドしてくれるので深く街を知ることができ、よかったです。

宿泊先について

ホームステイ先は女性ばかりでとてもフレンドリーな家族で、50歳の母、30歳の娘さんの中に私がちょうど入り、世代を超えて楽しい会話をすることができました。またちょうど、年末であったため、到着してすぐにクリスマスを迎えることとなり、スペイン流のエビの塩茹でやトルティーヤなどを囲み、素敵なクリスマスディナーを皆でいただきながら、スペインの人気歌番組をテレビでみつつ、ワインを片手に一家団欒を楽しみました。滞在中の一番良き思い出となりました。ホームステイ先は立地的にも非常に良いセントロ(街の中心部)にあり、カテドラルを毎日横切り、Enforexに通いました。ご飯は朝と夜の2食であったのですが、毎日授業が終わる14時頃に、学校の友人や時に1人でバルやレストランに立ち寄り、軽食とワインを楽しみました。

海外での生活について

本当はもっと長く滞在したかったのですが、社会人としてなかなか時間が限られる中、たった一週間でしたが、学校にホームステイに、様々な人との出会いがあり、濃厚で記憶に残る旅ができたことは間違いありません。

ホームステイ中には私も大好きなフラメンコを、4カ所のタブラオへ観にいくこともできました。(クルシージョ(短期レッスン)を受けたかったのですが年末年始であったことから今回は断念)。美味しいスペインワインやシェリーも堪能でき、またこの街に戻ってきたい、という理由がたくさん見つかりました!中でもやはりホームステイ先の方との関係は一番です。帰って来る場所がある、というのはとても喜ばしいことです。

これから留学される方へ

大人になっての留学というのはなかなかハードルが高いと思われがちですが、私のように1週間の短期であっても可能です。通常の「旅行」というのももちろん楽しいと思うのですが、留学では語学習得以外にも、文化や体験などその土地や生活について多くのことを深く学ぶことができると思います。もし少しでも関心がある、という方は是非、前向きに検討してみてください。私は今、次にいつセビーリャに戻ろうかと思っている今日この頃です。