気負いせず、バカンス感覚で留学生活を
留学するまで
私が留学しようと思ったきっかけは大学でスペイン語を専攻しているにも関わらず自信を持ってスペイン語を学んでいると言えない自分に気付いたからです。大学が休みの2月と3月を利用して約2ヶ月の留学をしました。学校選びは日本人が少なく、このシーズンは寒かったので出来るだけ暖かい南の地方、それでいてショッピングも楽しめ、空港が近いところが良いと思いマラガを選択しました。
留学準備は基礎となる会話や、単語を出来るだけ覚えてから行くようにしました。実際に留学前に新しい単語を約500語位は覚えました。
語学学校について
マラガでの授業は、少人数の日もあれば大人数の日もありましたが、入門の授業は他の子に聞いてもここ2ヶ月間は約3名で行われていました。またクラスはテストの成績で分けられるのですが、自分にとって高い、低いと感じる場合は学校スタッフに相談するとクラスを変更してもらえました。
宿泊先について
宿泊先についてですが、私はシェアアパートを利用していました。2ヶ月の間で多くの人が入れ替わりイタリア人、オランダ人、ブラジル人、ドイツ人、中国人と暮らしました。私はシングルルームだったのですが、ダブルルームの人は他人との生活がストレスで何名か転居していました。1週間ほどなら耐えられるかと思いますが、生活面ではストレスも溜まるのでシングルルームがオススメです。私のシェアアパートは、それぞれ単独行動が多くみんなで食事をしたのは数回でした。シェアアパートはプライベートを完全に守れるわけではありませんが、比較的自由でした。
海外での生活について
スペインでの生活について、特に困ったことはありませんでした。英語もあまり話せないので不安もありましたが、スペインの方も英語が話せないのでその不安を持っている人は安心してほしいです。困ったことがあれば絶対に誰かが助けてくれます。また、ネットを使えば色々な情報も出てきます。アパートなどの不備も直接現地のスタッフに言えないときはスペイン留学.jpさんに連絡をして、助けて頂きました。
私はWi-Fiを持っていなくて、アパートと学校でしかネットに繋げなかったのですがあまり苦労しませんでした。
これから留学される方へ
これから留学される方は、わくわくした気持ちと不安な気持ちの両方を持っていると思います。もちろん語学を習得することも必要で勉強もしっかりしてほしいのですが、欧米の方などはバカンス感覚でスペイン語を学ばれている人も多いです。なのであまり気負いせず、せっかくスペインに行くのだから楽しんで、リフレッシュしてほしいです。
私も2ヶ月で語学の上達を感じると同時に度胸がついたと思います。それはやはり、困難や寂しい気持ちもありながら日本人が一人もいないところで2ヶ月生活してきたからだと思います。また、親元を離れることで親の有り難みを痛感しましたし、人にもっと優しくできるようになったと思います。
マラガは人も温かくて、海が綺麗で、のんびりした街なのでとてもオススメです。バスでミハスやグラナダにも行くことができるのも便利です。特にミハスは日本人の観光客が多く日本語表記も多いです。ちなみにマラガからミハスまでは1時間半で着きます。街並みがとてもきれいなので、私は留学中2回も行きました。日本食が恋しくなると思うので、お味噌汁やご飯は持っていっても良いと思います。ラーメンや醤油などは、中国人の方が経営しているお店がたくさんあり、すぐに調達できます。困ったことがあってもとにかく遠慮せず、人に頼って、楽しんで下さい!応援しています。