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憧れのチリで授業以外のアクティビティも満喫

  • 中南米 チリ
  • 2015年2月~(2週間)

学校名:ドンキホーテ・チリ・サンティアゴ・デ・チレ提携校

M.O さん(20代 / 女性)

留学するまで

スペイン情報誌 acueductoで留学代行のページを見かけ、以前から興味のあったチリに行きたい!という思いが募っていた私はすぐにアデランテに連絡しました。
学校選びは、チリの首都サンティアゴにある唯一の提携校ということで、ドンキホーテ・サンティアゴ・デ・チレ提携校に即決しました。手続きは懇切丁寧にすべて代行していただいたので、とてもスムーズにできました。私自身は数ヶ月前から航空券だけ手配していましたが、出発直前までアルバイトや大学の期末試験があり、留学準備期間は慌ただしかったです。

語学学校について

まず初日の午前中にクラス分けのためのペーパーテストと簡単な口頭試問を受け、A1〜C2レベルに別けられます。そのクラスでの授業期間が一定期間を超えると自動的に次のレベルへ上がるため、同レベルに留まるということはありません。基本的に文法やディスカッションについて学びますが、週末にプレゼンや発表があるので、スペイン語を使いながら知識を蓄えることができました。個人的に会話力が特に足りないという人にはマンツーマン、或は2・3人の少人数制で会話だけの授業も行ってくれます。生徒一人一人を先生たちが見てくれているのがこの学校の魅力だと強く感じました。先生もフレンドリーで柔軟な対応をしていただきました。

アクティビティは、チリで有名なワイン工場や美術館、建物などの見学、ナイトクラブやラフティングなど、様々なプログラムが用意されていました。毎週月〜土曜日まで週ごとに内容が変わるので、私は2週間の間に様々なアクティビティに参加できました。

宿泊先について

これは人それぞれだと思いますが、私の滞在先はマンションで、通学はメトロを利用しました。二人部屋を希望したのですが私の滞在期間中にはルームメイトはいませんでした。しかし、違う部屋に同じ学校に通うブラジル人男性がいたので、毎朝一緒に楽しく登校していました。
もしルームメイトがいると、学んでいるスペイン語を互いに使うこともできるし、一緒に夜に出掛けてもタクシーの割り勘ができたり、一人にならないなどメリットが沢山あると私は感じました。
洗濯は、ホームステイ代金に含まれていなかったので、ホストマザーに有料で頼みました。食事は、チリの伝統的な家庭料理を作ってくれ、ホスト側の「チリの文化を伝えたい」という気持ちが伝わってきて嬉しかったです。また、食事中はみんなでお喋りをしながらでしたので、そのおかげで多少なりとも語学力の向上に繋がったのではないかと思います。個人的にWi-Fiが自分の部屋になかったことだけが唯一不便なことで、その他に困ったことは特にありませんでした。

海外での生活について

チリは南米の優等生と言われるだけあり、首都サンティアゴには南米最大のショッピングモールがあり、ビルが並び、多くの人々が行き交います。そういった都会的な面を持つ一方で、現地の人々は周りの人が困っていたら親切に助けてくれ、とてもフレンドリー。さすがラテンの国だと感じました。意外にも市内に日本庭園があったり、日本アニメが長時間放送されていたりと日本を感じる部分は多々ありました。物価は南米の中で比較的高い方ですが、日本より安いです。

治安に関しては、チリは南米の中でも特に安全な国と言えます。滞在中に特に不便に思ったことはありませんが、安心しきるのも危ないので自分の身は自分で守れるようにしておきましょう。

これから留学される方へ

留学先ではまず、その場を楽しむことが一番大事!様々な経験をすることで思い出も倍増します。今、自分の興味があるのは一体何なのか?を考え、計画的に充実した楽しい留学生活を送ってください。それと、勿論のこと事前に自分の行く国や地域について調べておくと現地での理解も深まりますし、自己防衛にも繋がります。
海外で会う人々は日本という国に興味を持って話を聞いてくれますので、留学前に日本についての知識を意識して取り入れていくと、とても役に立つことでしょう。語学留学と言っても、学べることは語学だけではありません。私の場合は、周りの多国籍な友達に刺激され、自分の積極性をも高めることができました。

チリはとても過ごしやすく、素敵な国です。この記事を読んで、一人でも多くの方にこの国に対してより興味を持っていただけたら嬉しいです。