50代主婦でもスペイン留学
留学するまで
前回2週間バレンシアに留学して、機会があればもう少し長く勉強したいなと思っていました。暑いのが苦手なので、夏のアンダルシアはパスしました。バレンシアの学校がよかったので今回もそうしようかと思いましたが、スペイン留学jp.さんにいろいろ相談して、サラマンカの街が以前から気になっていたのでサラマンカに決めました。
語学学校について
学校はプラサ・マヨールから10分足らずのところにあり、学校内にバルがあって便利でした。クラスは平均5、6人で、授業は文法事項を確認しながらテキストの各章のテーマについて話すことが多かったです。話すことに重点を置きながらも、「読む、聴く、書く」もバランス良く取入れられていました。
初日からかなりのスピードで進んでいくのでかなり必死でした。私にはわからない単語がたくさんあるのに他の生徒は問題なく理解しているようだし、話すのも上手だし、劣等感にさいなまれることも(笑)。でも、開き直ってわからないことは質問することにして、自分のできる範囲で最大限に話すようにしました。会話のクラスでは、ちょっと黙っていると「Etsás muy callada hoy.(今日はしゃべらないね)」と言われてしまうので、かなり意識して話すようにしていましたが、それでも他の国の生徒はよくしゃべるのでいつも感心していました。自分の意見を表現するのが上手な生徒から学ぶことが多く、とても刺激になりました。
アクティビティは、ほぼ毎日ありました。平日は、市内ツアー、文化、文法、映画のクラス、週末は近郊への遠足がありました。遠足には参加できませんでしたが、他のクラスにはできるだけ参加しました。他のクラスの人と知り合ういい機会になりました。
宿泊先について
宿泊はホームステイを選びました。家でもスペイン語を話す機会を持てるからです。ホストファミリーはとても親切で、いつも私のことを気にかけて、いろいろ話す機会を作ってくれました。夕食のときはいつも今日何をしたのかを聞かれて話していました。あまり話さないと、「話さないとうまくならないよ。間違ってもいいから、とにかく話しなさい」と励まし、日本のことをいろいろ聞いてくれました。宿題がわからないときも、夫婦2人で解説してくれて、その会話がまた面白くて楽しみでした。
食事もとても美味しく、週末に私が旅行にいくときもボカディージョを作ってくれて、本当に家族のように接してくれました。とても感謝しています。
海外での生活について
平日は朝9時から午後2時まで授業があり(週25時間のコース)、アクティビティは午後5時からだったので、昼ごはんを食べて家で宿題をしたり、ぶらぶら歩いて観光したり、図書館に行ったりしていました。映画もよく見ました。
午後8時半くらいからホストマザーとたいてい1時間ほど散歩して、街やお店を案内してもらいながらいろいろなことを話しました。週末は旅行したり、ゆっくり街を観光したり、インテルカンビオに参加したりしました。日が暮れるのが午後9時半ぐらいだったので、1日が長く、いろいろなことを楽しめました。
これから留学される方へ
行きたい気持ちと行けるチャンスがあるなら、行くことをおすすめします!
年齢や目的、スペイン語のレベルなど、いろいろ気になることはあると思いますが、実際に行ってみると案外気にしていたことが小さなことだったことに気づいたりします。年齢や国に関係なく話し合える友達ができたり、変な思い込みがなくなったり、スペイン語以外で得るものも大きいです。