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社会人でも気軽に短期留学!

  • スペイン サラマンカ
  • 2019年9月〜(2週間)

学校名:ドンキホーテ・サラマンカ

K.S さん(40代/男性)

留学するまで

昨年、初めて短期留学を経験した際、ヨーロッパを中心とした他国の人々がバカンスなどを利用し気軽に短期留学をしている現実を目の当たりにし、自分も出来るところまで続けてみようと思ったため、今年も留学することにしました。

滞在都市を選定するにあたり、昨年サラマンカに留学経験のあるステイメイトの方から街並みの素晴らしさを教えて頂いた事を思い出し、今年はサラマンカにしました。

語学学校について

学校はサラマンカ市内の中心部にあり、有名なサラマンカ大学やプラサマヨールもすぐ近くにあり、観光名所のど真ん中にあると言っても過言ではない場所でした。学校初日の月曜日の朝8時から簡単な文法と会話によるテストによりクラス分けが行われ、自分はB2 クラスになりました。

私のクラスは6名程度だったので、他の生徒の方とコミュニケーションがとり易く、また授業も文法一辺倒でなく自分の意見や考えを述べる機会が多かったので、レベルが高く大変な反面、とても楽しく勉強する事が出来ました。

授業は初日を除き、朝9時から14時まで途中20分のカフェタイム以外は続けて行われたため結構ハードでしたが、楽しかったのでいつもあっという間に終わってしまう感じでした。先生は毎日3人担当してくださいましたが、みんな気さくで明るくとにかく話し易かったです。

宿泊先について

宿泊形態はホームステイを選択し、自分より少し歳上のご夫婦と大学生位のお子さんの3人家族でしたが、実際には学校から帰宅するとほぼいつもお孫さんが2人いて賑やかでした。

場所は学校から徒歩で15分弱の街中であったため、毎日徒歩で学校まで通っていました。

食事は朝はクラッカーとカフェオレと軽め、昼はパスタや肉料理などのメインの他サラダ、フルーツとボリューム感のあるものを作って頂き、味付けは全て自分には合いました。

他にステイメイトがいなかったため、朝は自分一人、お昼はいつも学校から帰ってきた14時半頃にホストファミリーとご一緒でした。

到着初日、学校までの通学路と教会やプラサマヨールなどの市内の名所案内をして頂いた他、近所のジムやお店の情報なども教えていただいたため、その後の生活が快適に送れたのは言うまでもありません。

海外での生活について

サラマンカという街は、マドリッドやバレンシアに比べるとコンパクトで田舎なのかと思いきや、必要なものは全て備えているし、街中は適度に賑やか、食事などはマドリッドの半分程度の料金で済む所が多く、学生として過ごすには最適な街だと思います。治安も良く、明け方まで飲み歩く様な人でも安心なのではないでしょうか。

2週間の生活は、平日はお昼過ぎまで学校、その後は自由なので遅めのランチをステイ先でとった後は授業の復習の他、近所のジムに通ったり、街を散策したりして過ごしていました。なんと言ってもあのプラサマヨールがすぐ近くで普通に毎日行けたのは本当に贅沢な時間だったと思います。

また水曜日が日本で言う映画の日みたいな日のため、映画がわずか4ユーロで観れれたのはちょっと驚きでした。

唯一の週末は一泊でマドリッドに滞在し、プラド、レイナソフィア、ティッセンボルネミッサと美術館三昧でした。

これから留学される方へ

昨年に引き続き短期留学となったのですが、とにかく向こうで知り合った他の国の人達は気軽にバカンスを利用し、上手に短期留学を楽しんでいるのが印象的でした。

日本では、私の様な社会人生活後半に差し掛かる男性の場合、まとまった休暇を取って留学をするのはまだまだ難しいのが現状だと思います。

あくまでも個人的な意見ですが、たとえ長期間でなくても、社会人生活をある程度経て日本社会の事を良く分かってからの留学の方が、楽しみや会話内容の質がグッと上がると思います。

留学は一つの目的でもあり手段でもあると思いますが、わずかな期間でも色々な国の人々と時に苦労しながら共通の言語で意見を交わす醍醐味は、留学ならではの楽しみの一つだと思います。