voice

スペインのクリスマスを体験

  • スペイン マラガ
  • 2019年12月〜(2週間)

学校名:クリック・インターナショナルハウス・マラガ

C.Y さん(30代/女性)

留学するまで

スペイン語の勉強を始めて3か月くらいたったころに、少しまとめて勉強したいな、と考えるようになりました。週に1回2時間だけ語学学校に行っても、あまり上達している気がしなかったからです。通っている語学学校に相談してみたところ、私が希望の学校を伝えれば、留学申し込みを有料で代行してくれるとのこと。でも、正直スペインに行くか南米に行くかも絞り切れていない私は、どんなところに行きたいかたまだ全然イメージ出来ていませんでした。そんな時に見つけたのがスペイン留学.jpさんのウェブサイトでした。

都市ごとの特徴などが詳しく書いてあり、また資料請求した当日に担当の方がお電話をくれて、詳しく相談に乗ってくださいました。留学まで1か月程度しかないタイミングでの問い合わせでしたが、下記を担当の方と相談し、結果、国際線の発着も多く程よく都会のマラガに滞在することになりました。

・期間が短いので、特にスペイン語の訛りなどは気にしなかった。

・海の近くの暖かいところでのんびり過ごしたい。

・アンダルシアのいくつかの都市に行ってみたいので、アンダルシアのアクセスのよいどこかで滞在したい。

・カディスも惹かれたけれど、冬は生徒数が少なくて自分のレベルと違うところにアサインされる可能性がある。

せっかくなら一度も行ったことのない南米もいいかも…、と迷いましたが、『クリスマス時期のスペインはとっても素敵ですよ!』という一言にころっとスペインに決まりました。笑

語学学校について

週に25時間のコースをとりました。

9:15-11:00 会話前半

11:20-13:00 会話後半

13:30-14:20 文法

たぶん上記のような時間割だったのですが、さすがスペイン時間!結構授業開始は遅れました。終了はほぼ時間通りです。

クラスは最初の週は私も入れて4人、2週目は6人でした。学校に日本人は私だけ、イギリス国籍のフィリピン人が同じクラスにいて、アジア人はその2人だけでした。オランダ人・スイス人が多いように感じました。先生はみなスペイン人でした。私のA2クラスは40代女性の先生でした。

日本の語学学校の先生のゆっくり・はっきり話してくれているのに慣れていた私は、最初先生やクラスメイトが言っていることがさっぱりわからなくて本当に焦りました。文法的には復習になるのに、それを会話で練習となると、なかなかできない&聞き取れないものだなと思いました。午前中にたくさん話せたのは良いアクティビティでした。学校でも、放課後の町中でも、ホームステイ先でもとにかくスペイン語のシャワーを浴びたので、リスニングと語彙力が伸びたと思います。

火~土まで放課後のアクティビティがありました。クッキングクラスや、ボードゲーム、カテドラルやミュージアム見学、土曜の近郊の町への小旅行などです。また、クリスマスだったので、クリスマスソングを歌ったり、12粒のブドウを食べたりしました。違うクラスの生徒とも話せたりして、楽しかったです。とにかくアットホームな学校で、大体生徒全員の顔がわかる感じでした。

宿泊先について

最初は学生寮(個室)で考えていました。ホームステイは気を遣うことも多いだろうし、自分のリズムでゆったり生活したいかな、と。でも、スペイン語により多く触れられるのはホームステイだと思ったのと「美味しい現地の食事が食べられますよ」と担当の方のおすすめもあり、最後の最後でホームステイに変更しました。結果的に大正解でした。宿泊先は50代の女性が猫ちゃんと住んでいるお家で、もう1人別の部屋に滞在している学生(オランダ人女性)がいました。ルームメイトは、語学学校のクラスも偶然同じで、遊びに行ったり家でおしゃべりしたりと楽しく過ごせました。学生専用のバスルームがあり、洗濯もホストマザーやルームメイトとかぶっていなければいつでも使ってOKでした。(もちろん、断りをいれましたが)

マラガの冬の日の出は8時過ぎ。毎朝部屋のベランダから海に上る太陽を眺めて幸せに浸っていました。食事は3食付きにしてもらったのですが、学校の時間割の都合で お昼はサンドイッチ・ヨーグルト・フルーツを持たせてもらいました。ホストマザーは普段は22時過ぎに夜ごはんを食べているらしいのですが、お願いして21時にしてもらいました。時差の関係もあって、最初のころは23時には眠くなってしまっていたので、21時でも結構きつかったです(^^;)朝はトースト・ジャム・バター・フルーツ・コーヒーでした。夜ごはんの時間に1日に起きたことや、家族の話などをしました。食事の作り方や食材の名前などを覚えられたのも、ホームステイならではです。私はドライヤーを持っていくのを忘れたので毎日借りたのですが、ヨーロッパ人は、週に2回くらいしか髪を洗わないらしくて驚きました。

ちなみに、ホストマザーは英語を喋らず、私のスペイン語もまあ初心者なので、最初はコミュニケーションに結構苦労しました。でも、滞在の最後には、なんとか意思疎通はできるようになり、ホストマザーに上達したね、と褒めてもらいました。

海外での生活について

授業中は集中して会話の練習をするのですが、宿題はほとんど出ず、放課後は結構時間がありました。クラスメイトと遊びに行ったり、自習したり街の観光をしたりする時間はたっぷりありました。

マラガは、アンダルシアの中でも一番クリスマスイルミネーションが有名な街らしく、夜のカジェラリオは大変な混雑でした。クリスマスならではのイルミネーションや、ベレン(キリスト誕生の瞬間を人形や模型を作って再現したもの)を見に行ったり、楽しかったです。日中は20度くらいあると聞いたので、半袖やノースリーブをもっていきましたが、湿度・気候の関係か、毎日コートは必要な肌寒さでした。

これから留学される方へ

もし滞在先に迷われていたら、ホームステイおすすめです!

会話の練習にもなりますし、アンダルシアは3食付きで滞在費も非常にお得でした。留学は、とにかくスペイン語漬けになれるので、特に私のように勉強始めたばかりの方にはいい刺激になるのではないでしょうか?2週間は短かったですが、それでもだいぶ勉強になりました。

学校が終わった後にグラナダのホテルに滞在したのですが、チェックイン・チェックアウト・翌日のタクシーの予約などを片言ながらスペイン語でできるようになっていて、自分で自分のスペイン語の上達っぷりに感動してしまいました。現地の方がスペイン語でしゃべるとめちゃくちゃ喜んでくれのも嬉しいですね^^もし学校で迷っていたら、InstagramやFacebookを持っている学校も多そうなので、それで雰囲気を見るのも良いかもしれません。

最後になりますが、留学をサポートしてくれたアデランテのみなさまと、現地のホストマザー、先生方、クラスメイト達に感謝の気持ちでいっぱいです。おかげさまで、よき出会いがあり、スペインに対する新しい発見があり、スペイン語をしゃべることへの照れがなくなり、モチベーションが上がりました。