4つの世界遺産がある世界で唯一の街:コルドバ

アンダルシアといえば、美しい海岸や白い建物が並ぶ街並み、フラメンコなどが思い浮かぶでしょうか。
アンダルシアは8世紀に渡るイスラム支配のためにイスラムの影響が色濃く残る地域でもあります。セビリアやグラナダ、コルドバ、マラガ、カディスなど、訪れてみたい魅力的な街がたくさんあります。
その中で、コルドバには他の街にはない魅力があります。それは4つの世界遺産があること。
コルドバに行かれたら、ぜひ4つの世界遺産を訪れてみてください。
1. メスキータ(聖マリア大聖堂)
4つの世界遺産の中で最初に登録されたのがメスキータです。1984年に世界遺産として登録されました。
8世紀の後ウマイヤ朝の時代に建てられ、その規模はメッカのモスクに次ぐものだったそうです。その後、拡張が行われましたが、1236年のレコンキスタによるコルドバ奪還でキリスト教の教会として使用されるようになりました。1489年に中央礼拝堂が作られ、イスラム教のモスクの中にキリスト教の礼拝堂があるという珍しい建築物になりました。
800本以上の柱が並ぶ内部は迫力があります。
訪れる際は、Puerta de los Deanes から入ると、美しい Patio de los Naranjos(オレンジの木の森)に直接行くことができるのでおすすめです。
2. コルドバ歴史地区
1994年、メスキータの周辺地区も世界遺産として登録されました。ローマや西ゴート、イスラム、ユダヤ、キリスト教など、かつて様々な異なる文化が共存し、今もその足跡を見ることができる場所です。歴史地区を散策すると、時間をさかのぼった気分を味わえるかもしれません。
3. パティオ祭り
パティオ祭りは2012年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。毎年5月に、花や植物の鉢で美しく飾られたパティオ(中庭)が公開され、その美しさを競うコンクールであるパティオ祭りが開かれます。普段は見ることのできない個人所有のパティオも見ることができるのでおすすめです。
4. メディナ・アサーラ
4つ目の世界遺産は2018年に登録されました。
メディナ・アサーラは、936年にアブド・アッラフマーン3世によって建設された城郭都市です。コルドバの中心から6キロほどの所にあり、かつてのイスラム教の最高指導者カリフの権力とその栄枯盛衰を感じることができます。
コルドバは歴史好きの方にはとても魅力的だと思います。そうでない方も、美しいパティオや建物を楽しめる街です。
アンダルシアに行かれたら、ぜひコルドバに行ってみてください!
