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スペインの治安は?

スペイン情報

「スペインの治安って実際どうなんですか?」

「留学はしたいけど両親や家族に治安は大丈夫なの?と聞かれます。私も海外は初めてなので心配です。」

「日本と同じ感覚でいたらダメ。というのはわかるのですが実際どうやって気を付ければ良いですか?」

「スペイン=治安が悪いというイメージがあります。」

 

これらはスペイン留学.jpに相談に来られるお客様やお問い合わせいただく方からよくある質問の1つです。スペインに行ったことがある方はよくお分かりだと思いますが、スペインは決して治安の悪い国ではありません。1年中街の至る所に警察が立っていて物々しい雰囲気…なんてことはないのです。

 

ではスペイン滞在中、安全に楽しくスペインを楽しむために気を付けるべきことは何でしょうか。

それはスリや置き引きなどの被害に遭わないことです。

 

 

スリ

スペインで被害報告が一番多いのがスリです。日本にいる限り自分の荷物が盗られる!ということは滅多に無いので日本人は特に狙われやすいです。見た目も外国人と分かりますしね…

 

彼らの手口は実に巧妙で、女性やこどもがスリをはたらく場合も多いです。スペイン人や外国のこどもにかわいい!と気をとられている場合ではありません。ほとんどは2〜3人のグループで犯行することが多いです。盗んだ財布やパスポート、スマホは盗った人から仲間の手へ渡り気付いたころにはそこからはもう無くなっています。

 

「何か困っていますか」と親切に声をかけその人と話している隙に他の仲間が荷物を盗んだりというケースもあります。また、「服に何かついていますよ」と声をかけティッシュやハンカチを渡し助けるフリをして荷物を盗る、ということもあります。

 

地下鉄や街中、観光名所を歩く際は特に十分注意しましょう。

 

荷物は絶対チャック付のかばんに入れて、体の前で持つ、これが鉄則です。かばんを持つ時もチャックのところに手を添えて歩けば防犯も二重になります。ジーンズのポケットに財布やスマホは入れないこと。

 

 

置き引き

スリの次に多いのが置き引き被害です。スリは盗った人が悪いですが置き引きは盗られる人にも責任があります。

スペインに限らず海外に行ったら荷物は手放さない。これがルールです。

バルのテラス席で友達とおしゃべりしながらかばんを隣の席に置いていたら盗まれたという被害や、ハンカチやストールをテーブルにおいて席を立って注文して戻ってきたら置いたはずのストールが無くなっていたなど。

荷物は離した時点でなくなると思いましょう。

置き引きもこどもがグループになってはたらく場合が多いので気をつけてください。

 

 

スリや置き引きばかりが発生していると書きましたが、1年間スペインに滞在してスリも置き引きも何の被害にも遭わなかったという人もいますので、安心してくださいね。これからスペインにいかれる方は注意事項を守って楽しんでくださいね!