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スペインで一番長い橋はどこにある?

スペイン情報

スペインには約1万7000の橋があるそうです。

ちなみに国土交通省の2023年の情報によると、日本には73万橋(橋を数える単位は「本」や「基」「橋」だそうです)あるとのことで、日本の山が多い地形を反映していると言えそうです。

さて、スペインで一番長い橋はどこにあるのでしょうか?

その橋を訪れるには、スペインの南にあるカディスに向かいましょう。

橋の名前は、el puente de la Constitución de 1812(1812年憲法の橋)で、el puente de la Pepa(ペパの橋)としても知られています。名前の由来は1812年に公布されたスペイン最初の憲法で、立憲君主制を初めて明確にした先進的な憲法でした。

橋の長さは5キロ、高さは185メートル、176本のケーブルが橋を支えており、橋はカディス湾を横切ってカディス市とプエルト・レアルを結んでいます。橋の幅は36メートル、片側2車線で、公共交通機関用にもう1車線あります。

橋の建築が始まったのは2008年で、7年の歳月と5億1000万ユーロを費やして2015年に竣工しました。工事には約10万立方メートルのコンクリートが使用され、200本近くのケーブルが7万トンの橋の重量を支えています。

カディスの橋は世界で2番目に長い橋で、サンフランシスコのゴールデンゲート橋(全長2.7キロ)、ニューヨークのブルックリン橋(全長1.8キロ)などの有名な橋を上回っています。

カディスはのどかな港町で、16世紀に要塞として建てられたサン・カタリーナ城やカディス大聖堂などが見どころです。ビーチに近い街で留学したい人におすすめです。

カディスについてはこちらを参考にしてください!