留学中はどこに泊まるの?
スペイン語留学生活で、学校の次にたくさんの時間を過ごすことになる滞在先。
ホームステイ、学生寮、共同アパート、個人アパート、ホテルなどがありますが、それぞれの違い、メリット・デメリットはご存知ですか?
早速見ていきましょう!
ホームステイ
スペイン語の練習:◎ 費用:◯ 部屋タイプ:個人部屋/相部屋 選択OK
こういう人におすすめ:留学中現地の生活を満喫したい、勉強に集中したい、会話に自信がない、スペイン語ビギナー、現地の家庭料理を楽しみたい
他の滞在形態が良いかも?:1人暮らし歴が長い、好きなときに好きなものを作って食べたい、比較的自由な時間が欲しい
長期/短期滞在問わず留学するなら一番にホームステイをおすすめします!現地の生活をより身近に経験したい方はもちろん、
「スペイン語を勉強し始めてそんなに時間が経っていない」
「ヒアリングに自信がない」
「書いたり読んだりできるけど会話はちょっと…」
「これからスペイン語を勉強をする」
という方は特に、ホームステイで滞在すると良いでしょう。
理由は、他の滞在形態では同居人は外国人、つまりネイティブでないのです。ネイティブ(=スペイン語が母語の人)とスペイン語を勉強している外国人が話すのと、外国人同士が外国語であるスペイン語を使って話すのでは、スペイン語が母語の人と外国人が話す方が伝わりやすいですよね?
日本で観光客や外国人から声をかけられたり、道を尋ねられたりするとき完璧な日本語でなくても彼らが言いたいこと、伝えたいこと、わかりますよね?「こういうことを言いたいんだな〜」「こういうことを考えているんだな〜」と分かろうとしませんか?
現地のネイティブの方もそうで完璧に話せなくても大丈夫です!辛抱強くあなたのスペイン語に耳を傾けてくれます。また長年外国人の留学生を受け入れているステイ先がほとんどなので、外国人や留学生と生活することに慣れています。
また学校によっても異なりますが、食事は朝食、2食、3食のいずれかから選択可能で、現地の家庭の料理も楽しめるでしょう。
学生寮
スペイン語の練習:◯ 費用:△ 部屋タイプ:個人部屋/相部屋 選択OK
こういう人におすすめ:色々な国の留学生と交流したい、学校から一番近い滞在形態を選びたい、同年代の学生と生活してみたい、寮の施設を使いたい
他の滞在形態が良いかも?:留学中決まった時間に食事を取るのに抵抗がある、費用を抑えたい
学生寮は文字のまま、学校が所有している、または提携している学生専用の寮です。年代は時期にもよりますが、10〜20代の中学生、高校生、大学生が多く食事も決まった時間に食堂でとります。
滞在形態の中で学校から一番近い所にある学校が多いので、通学に時間をかけたくない人にはおすすめです。また食事も朝食、2食、3食のいずれかから選択可能で、同じ学校の留学生もしくは他の学校の留学生と一緒に食事を楽しむことも可能です。
寮によってはジムが併設されていたり、部屋にミニキッチンやバス・トイレがある寮など、設備が充実しているのが学生寮の特徴です。なので費用は滞在形態の中で一番高くなる傾向があります。
通っている留学先の学校以外の留学生や現地の学生、夏休みのサマーキャンプなど団体で滞在していることもあるので、学生気分を味わえるでしょう。
食事はホームステイ同様、朝食、2食、3食のいずれかから選択可能で、学校によっては食事なしを選択できる所もあります。
共同アパート(ピソ)
スペイン語の練習:◯ 費用:◎ 部屋タイプ:個人部屋/相部屋 選択OK
こういう人におすすめ:色々な国の留学生と交流したい、学校から一番近い滞在形態を選びたい、同年代の学生と生活してみたい、寮の施設を使いたい
他の滞在形態が良いかも?:スペイン語初心者、会話、聞き取りに自信がない、現地の家庭料理を楽しみたい、掃除洗濯など家事全般ができない
共同アパートはスペイン語でピソと言われ、ヨーロッパや欧米ではポピュラーな滞在形態で、キッチン、バス、トイレ、リビングは他の留学生・同居人と一緒に使い、寝室兼勉強部屋で個人部屋もしくは相部屋から選択可能です。
ほとんどの学校が留学生専用にピソを持っていますが、繁忙期や学校によっては宿泊のみ可能な学校もあるので、一般の方を見かけることもあるかもしれません。同居人の方が母語が英語であれば家での会話が英語になったりする可能性があるので、スペイン語留学しながら英語も勉強・ブラッシュアップできるかもしれないですね。
ただ、「せっかくのスペイン語留学なんだからスペイン語にどっぷり浸かりたい!」という方は他の滞在先を選ぶことをおすすめします。
掃除、洗濯、食事の準備など身の回りの事は全て自分でする必要があるので、滞在費は一番安く抑えることが可能です。また埋まりが早いので、絶対ピソが良い!という方は早めにお申込みされるのが良いでしょう。
個人アパート・ホテル
スペイン語の練習:△ 費用:△
こういう人におすすめ:1人で生活したい、自分の好きなときに食事をしたり、自分のペースで滞在を楽しみたい
他の滞在形態が良いかも?:費用を抑えたい、家・部屋の中でスペイン語が話せる環境が良い
個人アパートは日本で言うワンルームマンションにあたる滞在形態です。キッチン、バス、トイレ、リビングなど家具・家電はひととおり備わっていて、全て1人で使用できます。
スペインでは1人用のマンションやアパートの物件は少ないので、学校所有の物件になる所が多いです。もしくは3〜5名以上でシェアできる物件を一人で使用する、ということもあります。
留学先でも一人暮しをしたい方やご家族、ご夫婦でご留学される方、またはご友人同士やグループ滞在も可能です。
休暇をかねて景色の良い地域に留学し部屋から海が見える部屋など、ご希望があれば併せてご連絡頂くとご希望にあった物件の紹介も可能です。
ホテル滞在希望の方はご自身で滞在先を探すことも可能ですし、個人アパート同様、滞在先に希望の条件があれば予算を含めご連絡頂くと学校担当者がご希望にあったホテルを探してくださいます。
滞在形態は留学期間中変更も可能です。例えば2ヶ月の留学であれば初めの1ヶ月をホームステイ、残りの1ヶ月を学生寮、といった滞在も可能です。
インターネットやWi-Fiはほとんどの滞在先に備わっていますが、留学先や滞在形態によっては稀にないこともあるので、気になる方は事前にお問い合わせください。
留学の目的、予算、環境を含め自分にはどれが合っているか考えてみましょう。
もっと詳細を聞きたい!聞いてから決めたい!空き状況を知りたい!という方はお気軽にご連絡ください。