高校生・大学生のための返還不要の奨学金
高校生・大学生専用の返還不要の奨学金、トビタテ留学ジャパンをご存知ですか?
2013年に発足したこのプロジェクトは文部科学省と日本の企業が海外に行く若者の数を2020年までに倍に増やそう!という国の目標に賛同した企業が一緒に海外留学を応援・促進する国家プロジェクトです。この奨学金制度、来年が2020年にあたるため、今回の応募・募集が最後です。
今年もスペイン留学や中南米留学を目標としている高校生や大学生の方のサポートのために、先週エージェント向けの説明会に出席してきました。
まだはっきりとは決まっていないようですが、大学生に比べ高校生向けの留学プランが少ないことから高校生向けの留学支援は今後何らかの形で続けて行ければという方向で動いているようです。ですが詳細等はまだ未定なので、高校生や大学生のうちに留学したい!という方は今回の応募を逃さず留学先での目標、将来の目標含めこれからの人生を考えるきっかけや人生設計を考えるきっかけにもなるので、しっかり自分の言葉で自分の考え・意見を伝えることができる内容の留学計画をたてましょう。
スペイン語圏でトビタテの留学制度を使用し留学できるのは、スペイン、アルゼンチン、メキシコ、ペルー、ボリビアの5カ国です。スペイン留学.jpではこれまで大学生のスペイン留学1名、高校生のスペイン語留学をスペインに2名、ペルーに1名、メキシコに1名サポートさせていただきました。
グローバル人材という言葉がテレビやニュースでもよく聞くようになりましたが、いま国が力を入れているのが、「主体性を持って何を行ってきたか(取り組んできたか)何を学んだかを、自分の言葉で表現できる力」を持った若者の数を増やすということ。
長い目で見れば高校・大学卒業後の就職時にも繋がります。企業担当者はこういう大学生を採用したい!と考えています。
「何事にも挑戦するチャレンジ精神」
「広い視野で物事を捉えることができる力」
「自分の意見を持ってはっきり伝えることができる力」
他にも色々ありますが、多くの企業はこれら3つの力を持った人材を採用したいと考えているそうです。
(トビタテに賛同している企業担当者の回答をもとにしています)
少し驚きなのが、語学を習得しているかいないかよりもその人自身や対人コミュニケーション力や人間力を見ている企業が多いということ。
日本社会では「自分の意見を自分の言葉で相手に伝える」ということが海外に比べ、学校教育等であまり訓練されていません。なので海外留学したときに、教室やクラスで自分の意見をはきはき言うクラスメイトや他の留学生に圧倒された、自分から行動しないと何も始まらないと感じたと帰国後おっしゃる方が多いのです。
自分の言葉で相手に自分の考えを伝える時、日本語でも色々と言葉を選んだり、どうすればうまく伝わるか考えませんか?この訓練が将来、生きていく上でとっても重要になってくる訳です。これを意識的に繰り返せば外国語で話す時も自分の意見や考えはまとめることができますね。
海外に行けば想像していなかったことや思いもよらなかったこと、知らなかったことなど見るもの聞くこと全てが新鮮で、こんな新しい世界があるんだ!と知らない世界を知ることができます。
スペイン語が話せれば世界で5億人以上の人とコミュニケーションがとれます。世界も大きく広がるので、この機会にスペイン語留学を検討されてみてはいかがでしょうか。スペイン留学.jpは頑張る学生さんを応援します。