語学学校ってどういう所?
スペインや中南米にある語学学校ってどういうところでしょうか。スペイン語を勉強できることは分かるけどその他何かできるの?スペイン語の授業以外に何かあるの?
留学セミナーで質問を頂くことが多いので語学学校について紹介したいと思います。
語学学校は私立です。スペイン留学.jpが提携している語学学校は全てセルバンテス文化センターの認証を受けている学校なので、スペイン語の教育水準はどこの学校も高いです。またスペイン語の語学学校連盟(FEDELE)に加盟している学校、両方に加盟している学校もあり、それぞれです。
その他、世界的に有名な語学の機関、インターナショナルハウスに加盟している学校もあれば1校独立して運営している所、スペインと中南米に学校を展開しているところ、運営している学校や会社によって学校規模は異なります。
どの学校もグループレッスン、プライベートレッスン、DELE試験対策コースなどスペイン語の専門コースはもちろん、その土地の地形や文化を活かしたコース(料理、フラメンコ、サルサ、サーフィン、カヤック、セーリングなど)を開講している学校もあります。
スペイン語の授業はどこの学校もスペイン語でスペイン語を勉強します。レベルがビギナーであってもベテランの先生が身ぶり手ぶりを交えて言葉と体で趣向を凝らして教えてくれます。どうしても理解できないとき、スペイン語で伝わらないときは英語で解説をする先生もいます。
スペイン語のグループレッスンは最少年齢は決まっていますが、(16歳もしくは18歳のところが多いです)一番上は何歳まで、という決まりはないので、クラスメイトが50代、60代、70代ということも現地では珍しくありません。スペイン語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの項目を学べるコースがグループレッスンです。
その他、平日の放課後はアクティビティを開催しています。このアクティビティは留学先の都市、時期によってもさまざまですがどのシーズンに行っても開催されているものは、市内散策ツアー。留学先の都市の観光名所、公共交通機関、学校周辺の地理などを学校スタッフが一緒に回って教えてくれます。歴史的なモニュメントや銅像が多いスペイン。スタッフの多くはその都市で生まれ育った方が多いのでとても良くご存知で、熱心に教えてくれます。
またタパスツアーはスペイン独特の文化のひとつでもあり、アクティビティに参加しながら「スペイン人ってこれが好きなのか!」と知ることもできるでしょう。バルを巡ってタパス(小皿料理)とドリンクを楽しみます。立ち飲みのお店もあれば、座って楽しめるお店もあります。それからスペインに行ったら一度は体験して欲しい、テラス席!夏場の夕暮れ時は風が吹きとっても心地よいです。日本ではなかなか外でお酒と食事を気軽に楽しめる場所がないので、是非足を運んでみてください。
その他、スペイン語で映画鑑賞、フラメンコ鑑賞、スペイン料理を作れるアクティビティ、フラメンコやサルサ、ズンバなどのアクティビティ、夏はビーチバレーをする学校もあります。ほとんどのアクティビティが無料で、有料のものであっても内容によりますが、10ユーロするかしないかのものが多いです。
週末には近隣の都市や村へ日帰りで旅行に行ったり1泊2日で旅行に行ける学校主催のツアーがあったりします。こういった週末のツアーはガイドブックに載っていない小さな村を訪れる旅行もあるので、留学中興味があれば参加されることをお勧めします。(旅行では交通費を含め博物館・美術館を訪れる場合は別途お金がかかります。)
この放課後や週末に開催されているアクティビティは留学先の学校に通っている留学生であれば誰でも参加できます。クラスメイト以外の他のクラスの留学生とも交流できるのでアクティビティに参加することで友達の輪もぐんっと広がるでしょう。
学校の先生やスタッフの人たちは留学生が少しでも楽しく現地で生活ができるように、思い出ができるように、授業はもちろんみなさんのことをサポートしてくれます。どんな小さなことでも構いませんので、不安なことや知りたいこと、分からないことは先生でもスタッフでも聞くようにしましょう。
もしスペイン語でコミュニケーションが難しいかな、日本人スタッフがいる学校があれば…という方には日本人スタッフが常駐している学校をお勧めします。(日本人スタッフがいる学校)