ひと味違った旅!イベリア半島の181ヶ所の灯台をめぐる旅
スペインは人気の観光スポットが多く、訪れるところがたくさんあります。
海に山、中世の街、お城や大聖堂。食べ物やお酒もその地方独特のものがあり、見逃せません。
ただ、最近は新型コロナウイルスの影響で、旅行の形も少し変わってきているようです。
公共の交通機関を利用して人気の観光スポットに行く人は減り、今まではあまり注目されていなかった田舎の街や自然の豊かな場所に車で行く人が増えています。
今までと少し変わった旅を求める人が多くなる中、イベリア半島にある灯台をめぐる旅を提案しているサイトがあります。
ポルトガル、ジブラルタルを含めてイベリア半島には181の灯台があるそうです。
イベリア半島の海岸線を22の区間に分けてめぐりながらその181の灯台を訪れようというのがこのサイトの提案する旅です。そのルートは「ルート181(la Ruta 181)」と呼ばれています。
スペインは半島なので海に囲まれている部分が多いわけです。そして、海岸線には海の安全を守るための灯台が必ずあります。灯台をめぐる旅は海岸線をたどる旅になり、全行程は約6000キロになるそうです。海岸線と言っても同じような海岸線が続くわけではなく、変化に富んだ景色を楽しめます。
もちろん、異なる国(ポルトガルやジブラルタル)や多くの州を通過するため、それぞれの地域の食べ物やお酒も楽しむことができます。宿泊や食事、見どころ、ルートの詳細などの情報は、la Ruta181のサイトに掲載されています。情報は実際にルートをたどって得られたものなので、役立つこと間違いなしです。それぞれの灯台にまつわる興味深い歴史やエピソードも知ることができるそうです。
何回かに分けて全部の灯台をまわるのもいいし、何か所か選んで行くのもよし。区間の一部だけを行くのもよし。車の走りを楽しんだり、海を眺めたり。いろいろな楽しみ方ができそうです。自然や海、車やバイクが好きな人には特におすすめかも知れません。
早く日本からも安心して行けるようになるといいですね。