マラソンがバレンシアで行われる理由
日本でも冬のスポーツとしてマラソンが親しまれていますが、スペインも日本に負けず趣味や競技でマラソンを楽しむ人がたくさんいます。
中でもスペイン第3の都市バレンシアはスペイン国内で最もマラソンに適した都市です。
さてそれはなぜでしょうか?
理由は街を挙げてのCO2の削減、古紙・古新聞やプラスチックなどごみのリサイクルを行ったこと、そして何よりレースとなる道路や環境周りを整備し、走っている最中であっても選手が『自分の家にいる』と感じられるような環境作りに尽力しているからです。
バレンシアは『年間300日以上晴れ』と言われているくらい気候に恵まれている地域です。街の規模も大きすぎず小さすぎず生活しやすい街の規模で治安も落ち着いています。
バレンシアはその昔、街が城壁で囲まれていました。いまはそのほとんどが住民がスポーツをしたり、自然を感じることができる公園やスポーツ施設になっていて街中は緑がたくさんあります。
留学中に現地のマラソン大会に参加するのも経験になって良いですね。
(2018/12/11 EL MUNDO Web記事より)