クレメンティーナというオレンジ
クレメンティーナ(clementina)というオレンジの一種をご存知ですか?
起源は19世紀末アルジェリアの孤児院にいたClement Rodierという人が2つの異なるオレンジを交雑したことから名前が付けられたそうです。彼の植物への情熱が黒いオレンジとオレンジを混ぜ合わせた結果、現代に残るクレメンティーナができあがったとのこと。剥きやすくて甘いので孤児院の子どもたちの間で人気が高まり、やがて国境を越えて地中海に沿って広がったと言われています。
みかんとの主な違いは、
クレメンティーナは種がない
オレンジよりも甘い
皮も剥きやすく冬の果物
(オレンジの旬が秋の終わり頃からに対してクレメンティーナの旬はオレンジの旬よりも短い)
ジブラルタル海峡を超えてスペインに渡ったクレメンティーナ。
スペイン留学中やスペイン滞在中、スペインを旅行中という方は近くのスーパーか八百屋さんに足を運んでオレンジ(mandarina)とクレメンティーナ(clementina)の食べ比べをしてみてはいかがでしょうか?(Frutas AZ web記事より)