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幼児の水の事故を防ぐには

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夏になると海やプールなどでの水の事故のニュースを耳にする機会が増えます。今年はスペインでも暑い日が続いているそうですが、幼児や子どもの水の事故を防ぐにはどうすれば良いか、興味深い記事を皆さんにも紹介したいと思います。

 

(2018年8月7日18時13分 ABCネット記事より)

 

幼児や子どもの水の事故を防ぐ最良の方法は、「子ども自身が小さいうちから泳げるようになることだ」とスペインの消費者センターが呼びかけている。浮き輪などは信用しないこと、これらは安全を保障してくれるものではない。また水の中にいる間は子どもから目を離さないことだ。

 

浮き輪やフローティングマット/水上マット(水の上に寝そべって使うもの)はあくまでも水で使える玩具であり、安全用具ではない。

 

またこれらを使う際はプールなど子どもでも足がつくところで使用するようにし、海などでは子どもだけで使用しないこと。プールで使用する場合でもマットの上で眠りについたりしない、またプールサイドでぶつけたりひっくり返ったりしないよう注意しましょう。

 

安全に水で遊ぶための5つのポイント:

(1)ライフセーバーや監視員がいる海やプールを選ぶ

ライフセーバーがいない海は避けることをお勧めします。また万が一の場合でも救急車を呼べるよう電話や無線を持っているのでいざという時は早く助けを呼べるでしょう。

 

(2)危険区域で泳がない

海に行くと「遊泳はここまで」「この先立ち入り禁止」などと旗や浮きがある。それより向こう側に行かないようにしましょう。

 

(3)安全な方法で乗せる

ジェットスキーや水上バイクなど海の上で乗り物に乗る際は必ずライフジャケットを着用させましょう。

 

(4)衝突に注意する

水中で潜水をしたりプールに飛び込んだりするのを避けましょう。またプールサイドやプールの近くで走り回ったりすることも危ないので辞めさせましょう。

 

(5)どこまで泳げるかきちんと理解しておく

幼児・子ども問わず、もし水の中で泳いで岸まで・足の着く所まで戻れないと判断した場合は助けを呼びましょう。水が冷たい場合はさらに注意しましょう。またアルコールを飲んでいる場合はアルコールが抜けるまで海やプールに入らないことです。

 

スペイン留学.jpスペイン人のネイティブスタッフにこの記事について話した所、スペインでは子どもが泳げるように両親がスクールに通わせたり、夏の間は家にあるプールや海で練習したりするそうです。彼が通っていた学校では水泳の授業は年間を通して週に1回あったそうです。他のネイティブスタッフは10歳くらいのときに1年あっただけかな〜とのこと。さらにアンダルシア地方はプールの授業は無かったそう。水不足の問題が大きいのでは?とのことで、スペインでも都市や学校によってそれぞれのようです。

 

大人も子どもも夏にプールや海に行かれる方はたくさんいると思います。安全で楽しい思い出を作るためにも気をつけたいですね。