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サラマンカ大学生まれの慣用表現

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スペイン・カスティーリャ・イ・レオンにあるサラマンカ。

マドリードからバスで2時間半〜3時間で行ける小さな街で、スペイン最古の大学、サラマンカ大学があることで有名です。スペイン留学.jpからも大学生の方は特にサラマンカにご留学希望の方が多いです。世界各地から学生が集まるので、夏のシーズン中は特に、『現地スペイン人より外国人や留学生の数が多いのでは?』と思うほど、サラマンカのマヨール広場は外国人・留学生で溢れ、街中では英語が聞こえることもあります。

 

スペイン語留学でサラマンカが人気の理由としては、

★物価が安い

★治安が良い

★先輩、友達が行っていた

★訛がないキレイなスペイン語を勉強できる

などが多いです。

 

ご存知ですか?サラマンカ大学は今年で創立800年を迎えます。そんなサラマンカ大学発祥の慣用表現がある!との記事を見つけました。その中からいくつかご紹介します。

 

“Salir por la puerta grande” = Tener éxito en alguna empresa o actividad.

凄い偉業を成し遂げたこと、これまでにない成果をあげたときに使います。

Ej) Después de dar un discurso delante del jefe y sus compañeros, salió por la puerta grande.

上司、同僚の前で行ったスピーチは大成功に終わった。

 

 

“liar los bártulos” = Preparar una persona sus pertenencias, generalmente para marcharse a otro lugar. 

何かを急に思い立った時に使います。

Ej) Me voy de viaje, voy a liar los bártulos y saldré dentro de unos minutos. 

数分の間に準備をして旅に出かけるよ。

 

“arreando, que es gerundio” =Lo decimos cuando debemos marcharnos de un lugar o a modo de ánimo cuando empezamos a hacer algo. 

そこから立ち去らなければならない時、新しく何か始める時に使います。

Ej) Nos queda poco tiempo de descanso, tenemos que volver a la oficina. ¡Vamos! Arreando, que es gerundio.

もう少ししか休憩時間が残ってないよ!早く!

 

“derecho al pataleo” =Protesta que se produce como último recurso ante alguna injusticia y que se sabe de antemano inútil. 

当たるところのないことが起こった時、怒りの矛先を向けるところがないときに使います。

Ej) La compañía aérea ha cancelado mi vuelo sin previo aviso. Tengo derecho al pataleo.

航空会社が事前の知らせなしに私のフライトをキャンセルした。私にも不平を言う権利はある。

 

スペイン留学,jpのネイティブスタッフに聞くと、上で紹介した慣用表現はよく使う!とのことだったので、この機会に覚えてくださいね😄

 

(2018年10月7日 El Pais Web記事より)