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スペイン人が日本でびっくりしたこと

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先日スペイン留学.jpのスペイン人スタッフと話しているときに、

「そういえば、日本に来て驚いたことがある!日本人って別れの挨拶から別れるまで本当にドライ。短いよね〜初めて経験した時はショックだったなー。スペインだと一度別れてから少なくても30分〜1時間はそこからまだ話すもんね。それでも足りない時はまだまだ喋るし。本当に物足りなかったというか、ある意味カルチャーショックだったのを良く覚えているな〜」と・・・。

スペイン人の友達や知り合い、スペイン留学で現地に長く滞在したことのある方や旅行で訪れたことがある方は「あ〜確かに。笑」と納得されたのではないでしょうか。

日本では別れの挨拶など帰る際はさらっと「じゃあね〜」「またね!」「バイバイ!」と別れること多いですよね。もちろんたまに駅の改札付近で話し込んでいる方達がいるのは見かけますが、いくら長く話しても二言三言、20分程度ではないでしょうか。

スペインでは二言三言、それどころかそこから30分もしくは小一時間話し込んでやっっっと本当にお別れします。これが日常の光景です。「じゃあね、またね」と別れた後もお喋りは続き、そこに知り合いが来たり通ったりしたものなら、さらに会話は長くなります。

実際に私がスペインに留学していたときにお世話になったホストマザーもまさにそうで、ホストマザーの友人が家に遊びに来たり一緒に出かけたり、買い物行ったり散歩に出かけたりした時、ホストマザーもその友人や職場の人も「じゃあまた」とひと言言ってもお互い止まることなく喋る喋る・・・。

「最近、日本人のこの子がうちに住んでいるのよ。日本って行ったことある?お寿司が有名よね!」

「あら、そうなの〜!賑やかで良いわね。そういえばサクラってレストランがあるけどあそこは本当に日本の味?」

「そうじゃないみたいよ!日本人が経営しているお店はマドリードとかバルセロナの大都市くらいなんだって。あそこは中国人経営。」

「そうなんだー知らなかったわ。じゃあ今度家に行ったらお寿司の作り方教えてもらおうかな〜♪」

「じゃあその時はまた連絡するわね!」

「ありがとう!・・・あ、そうそう、この間の話なんだけど・・・」

と、会話はどんどんどんどん広がります。

スペイン留学中、まだ聞き取りも満足にできない時はこのスペイン人の会話を聞いている時間がとても苦手で(理解できるのは初めのHolaと¿Cómo estás?くらい・・・)早く終わらないかな〜と思っていました。

ですが現地での生活にも慣れて耳も慣れて来た頃からは、ホストマザーと友人の会話を聞いていても単語が拾えるようになったり、こういう会話をしているのかな〜と言っていることや会話の全て分からなくても、想像しながら聞いて別れた後や帰宅後に、「そういえばさっき、Mariaと◯◯の話していたよね、違う?」と聞き取れているかホストマザーに聞いたり、ある時は「あ、その単語聞いたことある!授業で習った!でも意味が出て来ない。何だっけ・・・?」となれば会話に入って、「ちょっとストップ!いま言ったそれってどういう意味?」と聞くとホストマザーも友人も2人一緒になって、周りに2人以上ネイティブがいればそこに加えて、「もし同じ意味で言いたいならこの言い方もできるよ。・・・」とスペイン語の単語の意味やイディオムの意味を教えてくれたり、そこにプラスして、スペイン語を教えてくれて私のスペイン語学習に協力してくれました。そのおかげもあり、会話・リスニング力も少しずつ伸びました。

アレハンドロが「日本の別れの挨拶は短い!」と言ったとき私は「スペイン人の別れの挨拶が長い!」と思ったのですが、まさにこれぞ異文化ですね。

こういった経験ができるのも実際に現地に行くからこそです。日本ではできない経験や人に知り合うことができるので色々な意見や考え方の人と友達になれます。自分の視野も広がるのでプラスになりますね。

スペイン留学中の方やこれからスペインご留学される方は機会があれば、スペイン人同士の別れの会話・挨拶に耳を傾けてみてください。気づいたら1時間くらい時間が過ぎています。笑

「留学してみたいな〜」「とりあえず話だけ聞こうかな〜」

という方はお気軽にスペイン留学.jpまでお問い合わせください。