留学先のクラスや留学生同士の会話、また滞在先で良く聞かれる質問を現地の留学生からのお話をもとにまとめました。(ご協力頂いた留学生の皆さん、ありがとうございます!!)
・日本からスペインへのフライト時間
東京〜マドリード間は直行便で14時間。その他ヨーロッパの主要都市で乗り継ぎ時間を含めると15〜17時間くらい。
・日本とスペインの時差ってどれくらい?
時差は8時間。日本の方がスペインより進んでいます。
日本時間の17時はスペインでは同日朝9時、サマータイム期間は時差が7時間になります。
・日本の人口は?
約1億2千万人くらい。おおよそスペインの3倍くらいです。(スペインの人口は約4700万人)
・日本の面積は?
37万8000㎢です。スペインの面積は日本の約1,3倍です。(スペインの面積:506,000㎢)
・日本の物価はどれくらい?
500mlのペットボトルが100〜120円くらい。スペインと比べると日本の方がチーズ・ハム等は高いです。魚介類、肉類は大きく差はないでしょう。
・月給はどれくらい?
大学卒業後の初任給が19〜21万くらいです。
アルバイト等の最低賃金は都道府県にもよりますが、800円前後です。
・皇室について
スペインや中南米では政治についても話したり意見を交換したりします。経済ニュースが中心なので政治ニュースが大きく取り上げられることは多くないですが日本の皇室には関心があるようで、特に昭和天皇が有名です。スペインではEmperador Akihitoと呼ばれています。
・日本では小学校で児童が掃除をするのは本当か
ネットニュースに取り上げられた記事を見たアメリカ人の留学生に聞かれたそうです。掃除の時間があると説明すると、「信じられない!」と驚いていたそうです。外国では掃除は掃除担当の人を雇っている学校がほとんどだそうです。
・社会人は長期のバケーションがないって本当?
ヨーロッパのように1〜2週間長期で休みを取れる企業はまだまだ少ないと言えるでしょう。欧米の人はプライベートの時間が充実してこそ仕事の能力も上がると考える人が多く、一定期間仕事から離れリフレッシュすることを大切にしている文化、という印象を受けました。
・着物っていつ着るの?どうやって着るの?
日本の歴史が好きな人は着物についても尋ねてきます。誰でも簡単に着れるものではなくて、着付けを仕事にしている人もいることを教えてあげると、とってもびっくりしていました。今日では日常的に着物を着る人は少ないですが、夏は浴衣、成人の日には振り袖、など写真も一緒に見せてあげるととても反応が良かったです。笑
・お寿司は毎日食べるの?
冗談まじりで聞かれることも多いこの質問。「スペインでも毎日パエリア食べないよね、それと一緒!」と教えてあげましょう。
メジャーなにぎり寿司だけでなく、お寿司にも種類があって、ちらし寿司というお寿司もあるんだよと教えてあげると、「早速日本好きの友達に自慢する!」とクラスメイトが意気込んでいました。
・ハンカチとティッシュは持ち歩くって本当?
スペインではティッシュは持っていてもハンカチを持っている人は少ないです。日本では男性・女性問わず持ち歩く人が多いですが、スペインではハンカチは食事の時に使うもの、もしくは首に巻くものと考えている人が多いです。スペイン人に「じゃあ、お手洗いを済ませて手を洗った後、どうするの?」と聞いたら、「備え付けの乾燥機があるじゃん!それを使う。なければトイレットペーパーで拭くよ」と言っていました。文化の違いって面白いですね。