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スペイン留学 体験談: S.K さん
滞在都市 サラマンカ
学校名

don Quijote (ドン キホーテ)

期間 2013年6月から(2週間)

留学体験談

2013年6月3日月曜日朝8時。ここはスペイン、ドン・キホーテ・サラマンカ校の教室。指定された教室には30人程の人が集まっていた。若い人はもちろん私のような年配者もいる。語学力を把握するためのテスト用紙が配布される。スペイン語で説明があったがほとんど理解できないまま、テスト用紙に記入し始めたら名前を呼ばれ別室で個人面接を受ける。

「あなたはどうしてスペイン語を勉強しているのですか」
「私はアストルガの巡礼宿でボランティアをするためスペイン語を勉強しています。」もちろんスペイン語で質問されスペイン語で答えた。がこれは予想していた質問だったので、なんとか答えることができた。緊張していてあとは何を質問され、どう答えたか全く記憶にない。席に戻りテストに取り組む。

その後サラマンカの町の案内ツアーがあった。学校は旧市内の真ん中にある。お天気がよく晴れた日であったがサラマンカは標高800mにある。風が冷たく寒い。説明のスペイン語が理解できず、若い女の先生のハンドバックなど持ち物やファッションのチェックをしていた。50分ほどで学校に戻る。中庭にクラス分けの紙が張り出された。

日本で私はインテンシブ20+5コース 2週間を申し込んでいた。クラスはA2-2クラス。1コマ目は9:00から10:45までの105分授業。30分休憩後2コマ目 11:15から13:00まで。香港の大学2年生3人と日本の大学生と私の女ばかり5人。

大学生たちは第二外国語でスペイン語を学んでいるらしい。分厚い教科書が渡され最初からではなく、現在完了形から始まった。現在完了形は独学でしたが、まだ正式に学んでいない箇所だ。若い女の先生に分からないとき笑ってごまかしてはいけないと注意される。アジア人の特性を知ってのことだろう。2コマ目の先生も若い先生。どちらの先生も丁寧に黒板に書いて説明するが筆記体のアルファベットが読みづらく隣の日本人に確認していたら「誠子、先生は私です。私に質問しなさい」と言われる始末。話し方も早く聞き取りにくい。再帰動詞、現在完了形、点過去などのスペイ語が辞書を引いても出ていない。日本で作文を書いて持参したが現在完了形や点過去を使う課題の作文には何の役にも立たなかった。電子辞書を駆使し宿題を仕上げる毎日。電池の使用期間が今までで最短だった。予習した所を飛ばして別のページに進み慌てることもあったが、クラスメートも親切で楽しかった。2週間の語学留学であったが私の人生で一番真剣に学んだ時であった。ドン・キホーテ校の校長先生始めスタッフの方々、皆親切に接してくれた。

35年間働き60歳で定年退職したのは2007年3月。イタリアが好きで何度もイタリアを旅し70歳になったらイタリアに語学留学することが私の夢だった。2009年長い間憧れていたにスペイン巡礼路900キロを歩いた。

3年前、スペインの巡礼宿でボランティアするチャンスが与えられた。ボランティアをするためには、ある程度スペイン語を話せないと良き奉仕はできない。イタリア語からスペイン語に切り替えて、昨年9月から語学学校に入学しスペイン語を9ヶ月学び今回の留学体験だった。70歳から66歳での挑戦で語学留学の夢はかなった。もう少し勉強してからの方が良かったのかもしれないが、チャンスがやってきて飛びついた。留学して良かったと思う。ホームスティではなくピソを利用した。学校もピソもサラマンカの旧市街に有り歩いて10分程の通学距離だった。ピソにはオランダ人の若い女性が1部屋を2人でシェアしていた。使用した食器を洗わず流しに置きっぱなし、年代の相違かお国の習慣の違いかわからなかったが、2週間という期間が深いトラブルに繋がらなかった。

時間のあるときは市場で買い物し自炊も楽しんだ。昼食は学校の隣のBARで食べたりおにぎりを作って持参したりした。思い出がたくさんできた。

終了証明書を貰った翌日、サラマンカを訪問された皇太子さまがバルコニーからご挨拶された建物を通って、銀の道と言われる巡礼路を歩く旅に出た。サラマンカからボランティアする宿のある町、アストルガまで200キロ。地図情報の少ない道で早速スペイン語の実習が始まった。つたないスペイン語の質問に親切に答えてくれたスペインの人たち。その後68日間アストルガで過ごした。9000人の巡礼者が宿泊し25人のボランティアと一緒に奉仕した。町の人たちとも友人になった。スペイン語で自分の気持ちや考えを伝えたい。私の願いはますます広がっていく。スペインでのたくさんの出会いと感謝の日々にありがとうと言いたい。

黒川誠子 神奈川県相模原市在住